理事長のごあいさつ

私たちが運営する「湖北タウンホーム」「湖南ホームタウン」。この名前には「街の中にある家に住もう」「故郷のような街を育てよう」という想いが込められています。

ここに暮らす利用者さんは、昼間は街の作業所や活動センターなどへ出かけておられます。そして、夕方には住まいへ帰ってこられます。施設が住まいであっても街で暮らしておられます。逆に、街で暮らしている人が、昼間にここへ活動に来られますし、ショートステイを利用しに来られるということもあります。

だから、ここは閉じこもった施設ではなくて、だれもが出たり入ったり、行ったり来たりするところです。出入されるボランティアさんも湖北、湖南の2か所で2000人／年を越えます。併設する診療所へ受診される方を加えれば、驚くような人の出入りです。 ここにいろんな生活があり、喜びがある。そういう場所なんです。ですから、スタッフにも「街の中で働いている」という感覚が常にある訳です。そんな、誰もが「いきいきしている場所」が、私たちの施設の実際の姿です。

社会福祉法人　滋賀県障害児協会
第7代理事長

乗光　秀明